LVMH、マイクロソフト、Consensysがブロックチェーンプラットフォームを共同開発


まとめ
ソフトウェア会社Consensysは、LVMHとMicrosoftと共に、AURAと呼ばれるブロックチェーンプラットフォームを発表した。同プラットフォームは、商品のトレーサビリティサービスを通じて、ラグジュアリー産業の強化を目的としている。

ソフトウェア会社Consensysは、LVMHとMicrosoftと共に、AURAと呼ばれるブロックチェーンプラットフォームを発表した。これは、商品追跡サービスで贅沢産業を強化することを目的としている。これらのサービスはEthereumブロックチェーンに基づいており、Microsoft Azureを使用して開発される。

AURAの主要な技術パートナーの1つであるConsensysは、トレーサビリティスマートコントラクト(ERC 721の非代替トークン規格に基づく)、AURAブロックチェーンインフラストラクチャ(Quorumに基づいたプライバシー性の高いコンソーシアムネットワーク)、および高級ブランドがホワイトラベルベースでAURAと連携することを可能にするブランドAPIの設計と開発に貢献する。

AURAは、消費者が高級製品の製造経緯と本物かどうかを証明するのを助ける。Louis VuittonやParfums Christian DiorのようなLVMHブランドの多くはすでにAURAに参入しており、他ラグジュアリグループやその製品の多くが今後でプラットフォームに参入することが予測される。Louis Vuittonにとって、AURAは3年以上前に開始されたトレーサビリティプログラムの結果だ。

コンソーシアムモデルがAURAチームによって実装されたため、あらゆる高級ブランドが正会員になることが可能。このモデルは、各高級ブランドの特定のニーズに対応するための柔軟性を維持しながら、テクノロジーの可能性に誰もがアクセスできるようにするためのものである。

ConsenSysソリューションのマネージングディレクターであるKen Timsitは、「AURAはラグジュアリー業界にとって画期的な技術革新だ」と述べた。また、 「ConsenSysは、真の分散化された方法でEthereumブロックチェーンテクノロジを活用しながら、各ブランドの利益、完全性、およびプライバシーを保護しながら、LVMHと協力してラグジュアリー業界全体に貢献することを嬉しく思う」と続けた。

昨年、フランスのスタートアップ企業Arianeeは、すべての高級ブランド製品を記録する初のラグジュアリープロトコルを発表した。このシステムには、誰でも読むことができるパブリックブロックチェーンが利用されている。その後トークン交換も開始するが、トークン発行はブランドのみが許可されている。同社は、Blockchain Expoイベントでその解決策を紹介した。

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