パス株式会社=3840東証2部の経営権をめぐる戦い:正しい上場企業への改革


以前、旧金融勢力 VS 新金融・フィンテック勢力:対決の結果とはで旧金融勢力の東京証券取引所第二部市場上場のOakキャピタル株式会社が新金融勢力の豪州Blockchain Global Limited(BGL)に、パス株式を相対で売却した事例を紹介したが、今回新たな動きがあった。

Blockchain Global Limited(BGL)の提案と主張

BGLはOkaキャピタルに対し特定の株主に対してのみの利益実現を目的とした経営への不当な関与が持続的に行い、株主の立場を謁見しているとして株主総会での議決権行使として2020年4月10日に以下を提案した。

Blockchain Global Limited(BGL)の提案

BGLは以下の2つの議案を提案した。

  1. パス株式会社側の現経営陣の解任
  2. 新役員候補選任の件

新役員の候補として

  • サイバード株式会社創業者:ロバート堀主知氏の役員登場
  • ワークスアプリケーションズ:牧野正幸創業者の起用
  • 三洋電機鳥取(筆頭株主)ジーニー&アーレイの畑会長の起用
  • その他、元オウケイウエイブ役員:杉浦元氏の起用など

など豪華な経営陣を提案した。

ワークスアプリケーションズ創業者 牧野正幸氏

牧野正幸氏は、株式会社ワークスアプリケーションズの創業者であり、日本初大手企業向けERPソフトの開発に成功させるなど経済業界 の常識を覆すイノベーションを起こし続けている。

創業1996年以来19期連続の増収増益を達成し、時価総額最大1,000億円企業に成長させている。上場企業における手腕と経験は、貴社の経営戦略を担う人物として適任である。

三洋テクノソリューションズ:畑宏芳 会長

畑宏芳氏は、三洋電機グループの鳥取三洋電機株式会社を買収し、事業を再建させ、会社の業績を大きく拡大させた経験と実績を持つ。

また、コスメティクス、バイオメディカル分野、エレクトロニクス分野を中心とした先端的な研究・開発や技術を行う専門機関、企業等とグローバルなネットワークを有し、事業の再建と業績拡大を担う人物として適任である。

サイバード創業者の堀知主ロバート氏の役員起用

さらに、BGLは2020年3月19日に取締役候補者として堀 主知ロバート氏を示した。

同氏は上場企業(サイバードグループ)を創業し、たった2年3カ月で上場させ、時価総額1,000億円以上の企業に成長させた実績を持つ。

また、ダボス会議のYoung Global Leadersに選任され、グローバルに活躍する経営者でもある。

「透明性と公平性」を軸にガバナンス経営へ移行し、10社を超えるグループ企業を統括するなど、コーポレートガバナンスを意識した経営を行っており、上場企業の経営改善と業績向上を担う人物として適任であると考えられる。

Blockchain Global Limited(BGL)の主張

また、提案と共にこのように述べている。(以下内容を要約してもの。)

パス株式会社の株主として同社事業・製品を高く応援していため、一部の特定株主のみへの利益実現を目的とした株主の立場を越権した経営への不当な関与が継続的になされてきたことに、非常に残念だ。

パス株式はより顧客・従業員・取引所・株主に利益を与え、事業の成長により企業価値を向上し、適切なリターンを投資に対し享受することができる企業になってほしいと願い、この度、株主提案を行うことを決意した。(提案内容は上記の通り。)

実績のある企業経営陣に賛同の承諾を得て、Oakキャピタル株式会社との間における過去の関係を正し、パス株式会社により良い企業となってもらいたい。

パス株式会社(Okaキャピタル株式会社)の主張

BGLの主張に対しOkaキャピタルは2020年4月20日以下のような反論文を掲載した。この反論分はBGLが主張した主旨とはかけ離れたことを理由に反論をした。

また、同日6月3日に総会を行うこととする決議を発表した。

2020年4月25日、BGLは臨時総会のための「経営改善案」を提出し、今後の方針などを説明した。

しかし、パス株式会社側は2020年4月30日の基準日以上に上場企業は開示する義務のある株主名簿を開示しなかった。

2020年5月14日、株主名簿の開示拒否に対し裁判所はOkaに対して株主名簿閲覧謄写仮処分を決定したにもかかわらずパス株式会社は、いまだに株主名簿の開示に応じていない。

これは上場企業としてコンプライアンス違反であり、上場企業として現経営陣及び既存の大株主OAKキャピタルの意向が強く反映えされているということが疑義的に思惑される。

Blockchain Global Limited(BGL)からのお願い

BGLは

パス株式会社が株式名簿閲覧を拒んでいることは経営陣のコンプライアンスの意識の欠如の証拠であり、上場企業としてあるまじきことである。

とし、SNSを通じ専用サイトで正式な株式の数を図るために協力してほしいとパス株式会社の株主たちに呼びかけている。

株主たちはこのサイトの「株主さんのご意見箱」より自身の株式数を申告することができる。

Previous JCB:テックファンドとパートナーシップを締結
This is the most recent story.