イタリア・高校:ブロックチェーン使用でデジタル卒業証書の発行を開始


まとめ
イタリアの高校はイーサリアムのブロックチェーンを使いデジタル卒業証書発行を開始した。長年の卒業証書の偽造問題を受けて、ブロックチェーンを使うことで偽造防止や透明性向上を目指している。すでに2つの高校で発行を開始している。

3月12日、イタリアの高校でイーサリアムのブロックチェーンを使用することで、変更不可能でかつ簡単に共有できるデジタル卒業証書の発行開始をコインテレグラフ・イタリアが報じた。

卒業証書の偽造問題はイタリア国内で長年問題となっていた。しかし、今回のようにブロックチェーンを使うことで偽造防止・透明性向上につながることを目指すという。

イタリアの首都ローマと同国南部の都市クロトーネの2校で発行を始めた。ローマの高校ではEYがブロックチェーンソリューションを手掛けている。クロトーネの高校ではソフトウェア企業ブロックチェーン・イタリアの協力を仰いでいる。

今回のイニシアティブについて、ローマの高校側の責任者は「このプロジェクトは大学や企業が候補者が主張する資格の真実性を検証できるようにすることで、情報の非対称性の排除に貢献することを可能にした。」と述べた。

また卒業証書をデジタル化することにより、学生がどのようなコースを受講したかといった全ての情報を付け加えることも可能となり、学生ごとの個別のフォローアップができるとしている。

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