南アフリカ政府:ブロックチェーンで失業率減少/経済的利益を生み出す


まとめ
ブロックチェーンとAIが同国内の失業率の減少を手助けすると南アフリカ大統領委員会は発表した。、2020年4月、南アフリカ・ブロックチェーン・アライアンスを成立し、ブロックチェーンの研究開発を行う企業に対して税制優遇措置を取るという。

第4次産業革命に関連する南アフリカ大統領委員会は、ブロックチェーンとAIが同国内の失業率の減少を手助けすることを考慮している。同委員会のムフォ・ダガダ氏は「ブロックチェーンが経済的メリットを生み出す可能性がある」述べた。

加えて、同氏は「同国は、失業率低減とGDP(国内総生産)の増加の2つの重大課題に直面している。(第4次)産業革命政策は、同国の経済発展を引き起こす。特に南アフリカの鉱業セクターは、AIと共同することにより、ブロックチェーン技術を用いた先進的解決策の恩恵を受けられる。南アフリカは、天然資源・発展した金融サービスを有しており、経済的・政治的大国といえる。アフリカの強みは鉱物にあり、世界は同領域のデータを追跡できる最善策を探している」と語った。

ブロックチェーンは透明性・意識向上

ダガダ氏は、コインテレグラフに対して「ブロックチェーンが鉱業領域の透明性を保ち、データに焦点をあてた見識を生み出す。南アフリカ政府は法規制に従っている限り、国民による暗号資産の使用に前向きである。政府としては、暗号資産・ブロックチェーンは利点があり、大歓迎している。避けたいのは、脱税目的や、出国時に資金を暗号資産ビットコイン(BTC)に変換し持ち帰る等、人々が悪用する点だ。政府は、法規制の範囲内での制作・利用・交換を歓迎している」と語った。

ICT開発をブロックチェーンで進める

南アフリカ国内の情報通信技術(ICT)領域を進める科学産業研究評議会(CSIR)下部組織デジタル・アドバンテージ・オフィス(DAO)は、積極的に同国内のブロックチェーン・プロジェクトをサポートしている。

CSIRは、ブロックチェーンに関して新たな分野の調査を担い、民間部門と政府からの投資を誘致するプログラムを取り入れた。DAO責任者のアホナ・ダマネ氏によると「同国内のブロックチェーン領域企業は、投資家と政策立案者の支援が不可欠である。私たちは、ブロックチェーン領域への関与より、暗号資産よりも進んだ開発を進めることが可能であることに気づいた。同国には少数の技術スキルしかないものの、国内のブロックチェーン・エコシステムは、スタートアップ企業が先導し成長している。現在、同領域は政府の参加を期待している。」と述べた。

さらに、同氏は、ブロックチェーン業界をサポートし、他領域とのコラボレーションができるようにするため、2020年4月、南アフリカ・ブロックチェーン・アライアンスを成立することを明白にした。

ブロックチェーンを用いたプロジェクトには、デジタルID・電子投票・食品サプライチェーンと安全性検証・ヘルスケア・電子入札システムが含まれる。ダマネ氏は、このような研究開発に投資する企業に対して、政府は税制優遇措置を使用する計画だと指摘した。

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