まとめ
暗号資産取引所Liquidを運営するQUOINEは独自ブロックチェーン「Liquid 分散台帳(LDL)」を今年夏に提供予定であることを明らかにした。同ブロックチェーンは金融サービス・テクノロジー向けており、開発者にとっても使いやすさを重視している。
3月9日、暗号資産交換所Liquid by Quoineを運営するQUOINEは、独自ブロックチェーン「Liquid 分散台帳(LDL)」の開発状態に関して、公式ブログの投稿を通して明白にした。2月に、Liquid LDLはテストネットを既にローンチしており、6月から9月頃にメインネットをリリースする見通しとのこと。
Quoineが公開するロードマップにおいて、Liquid LDLは金融サービス・金融テクノロジー企業向けに、ブロックチェーン上で商品を築き上げることができるプラットフォームとされている。Liquid by Quoineが上場中の独自暗号資産QASHをネイティブ通貨として取り扱う。QASHのステーキングにも順応する見通しである。
Liquid LDLは、開発者において使い勝手を重要視している。例を挙げると、Ethereumで分散型アプリケーションを開発する時、SolidityやVyperのようなスマートコントラクト開発の専用言語を獲得する必要がある。Liquid LDLのスマートコントラクトは、C++等の既存の開発言語に対応しており、開発の容易さをアピールしている。