まとめ中国・湖南省は同省としては初めてとなる「Wanbaoブロックチェーン特区」の設立を承認した。同省は地元経済活性化に向け、約155億円の基金を設立しており、同特区にはすでにシェアリンク、ハイパーチェーン、などの企業が拠点を構えている。
3月4日、中国・湖南省(こなんしょう)が同省万宝鎮(ばんぽうちん)の「Wanbaoブロックチェーン特区」の設立を承認したことが湖南日報に寄って報じられた。これは同省内初となっている。
中国の2019年ブロックチェーン特区開発の評価報告によれば、万宝鎮は17位に位置しているという。Wanbaoブロックチェーン特区は、すでにシェアリンク・ハイパーチェーン・インサイトデータ・Shenzhen Defang テクノロジーなどの大手企業が拠点を置いている地区だ。
ブロックチェーン企業数でみると、湖南省は788社と中国内でトップを走っている。Wanbao以外にも長沙市(ちょうさし)のJingkaiとGaoxingでのブロックチェーン特区の建設の計画をすでに発表している。
昨年12月には、海南省(かいなんしょう)が地元経済活性化に向け、総額10憶元の基金を設立しブロックチェーン企業に融資を行うと報じられた。2018年10月、海南省の自由貿易区には、ブロックチェーン特区が始動している。
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