JPモルガン:レポートで現在のブロックチェーンに指摘


まとめ
JPモルガンは現在のブロックチェーンはデジタルマネーの基盤は整っているものの、銀行などで実際に採用されるのはまだ数年先であると2月21日に公開したレポートで指摘している。フェイスブックが進める暗号通貨リブラのよりも高度な技術を必要と指摘しつつも、取引所が新しい契約方法を導入するなど新たなポジティブな材料が出ていることも指摘した。

2月21日、米大手銀行のJPモルガンは自身が発表したレポートの中で「現在のブロックチェーンの開発はデジタルマネーの基盤を築いているが、実際の採用についてはまだ数年先である。」と指摘している。

銀行業におけるブロックチェーンは数年先か

レポートによると、ブロックチェーンや支払いの高速化・デジタル通貨の採用に向けた基盤はすでに整っていることが明らかにされている。JPモルガンによると、銀行でのブロックチェーンの採用は数年先になるとしている。

またフェイスブックが現在取り組む、暗号通貨リブラのようなステーブルコインのプロジェクトにはより高度な作業が必要だという。

JPモルガンは「リブラのようなステーブルコインが成功するためには短期的な流動性ファシリティ・プラスの利回りの準備資産・分散化されていないセミプライベートネットワークが必要である。」と述べている。

さらに暗号通貨市場が規制に取り組むことや規制された取引所が新しい契約方法を導入するなど新たなポジティブな材料が出ていることも指摘した。ただ、それでも暗号通貨のボラティリティが大きいことからビットコインは本質的な価値をクリアしているものの、ポートフォリオの多様化への価値を実証できていないとレポート内で発表。

「過去1年間、グローバルなポートフォリオの多様化やヘッジ手段としての暗号通貨の立ち位置について、我々の見解は変わっていない。」と苦言している。

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