サウジアラムコ:ブロックチェーン基盤の原油トレード企業ヴァクトの株主に


まとめ
サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコはブロックチェーン基盤の原油トレード企業ヴァクトの株主になったことが明らかになった。ブロックチェーン技術は主に調停や紙による処理をなくすことを目的に利用する。

1月28日、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコがブロックチェーン基盤の原油トレード企業ヴァクトの株主になったことをロイター通信が明らかにした。

サウジアラムコのエネルギー・ベンチャー部門が500万ドルの新株を購入している。ヴァクトのプラットフォーム発展やアジア進出の資金にこれらが当てられるという。

ヴァクトは、ブレントフォーティーズオスベルグエコフィスク・トロールを対象としている。

ブロックチェーン技術は主に取引成立後のプロセスであるポストトレーディングで適用される。このプロセス中で発生する調停や紙による処理をなくすことが目的であるとしている。

また、サウズアラムコの子会社で原油トレードをするアラムコ・トレーディングも、ヴァクトを使うことになる。

ヴァクトは2017年にシェルやBPなど巨大石油企業のコンソーシウムとして設立された企業である。それ以降もシェブロントータルなどが参加している。

サウジアラムコは原油生産で世界最大の企業であり、昨年5月には米ブロックチェーンスタートアップのデータガンボに出資していた。

石油の関連記事はこちら

タイでブロックチェーンを用いた石油輸出の税還付システムが発足か

Previous UAE:第2のクリプトバレー設立のための新構想を発表
Next ロシア・国有複合企業ロステック:ブロックチェーン開発支出額をカット