リンクトイン:共同設立者が女性が除外されているリスクを警告


まとめ
リンクトイン共同設立者はブロックチェーンやAIなどの仕事が急成長している反面、これらの仕事から女性が除外されているリスクを警告した。同氏は雇用における男女の差が拡大を防ぐためグローバルコミュニティに要請した。

リンクトインの共同創設者のアレン・ブルー氏が、ブロックチェーンやAIのような急成長している仕事から女性が除外されているリスクを懸念したことについてドバイの拠点を置くThe Nationalが伝えている。

ブルー氏はスイスのダボスで開かれている世界経済フォーラム中に、ブロックチェーンやAIといった新しい産業にける不平等に対する懸念をあらわにした。フォーラムの中で「私たちが将来における仕事を見たとき、それらの仕事に就く人というのは物事が変わらなければ男性ということになり、女性はそうではないと確信している」と述べた。

さらにブルー氏は雇用における性差拡大を防ぐための措置を講じるようにグローバルコミュニティに要請している。

ブルー氏によると既存の男女不平等における理由としては、これらの仕事を確保するために必要なネットワークへのアクセスが男性と女性とで差があることに焦点を当てるべきだとしている。この傾向がこのまま続けば、5年もしくは10年でより多くの仕事で男女の不平等が生まれる可能性があると指摘した。

「つまり、時計を早送りしてこれらの仕事に就く女性が少ないという現在のような状況が続くのであれば、ネットワークは時間の経過とともにその不平等を強めてしまうだろう。したがって、5年後または10年後には女性の仕事と男性の仕事との分離が強固になる可能性が高まり、性別の壁を打破することが困難になるに違いない」

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