まとめ
SBIは中国平安グループの湾コネクトと合併会社を設立しAIやブロックチェーンを使ったフィンテックプラットフォームを展開することを明らかにした。日本の規制に準拠したプラットフォームの展開を行い銀行・保険・証券などの分野で、日本の金融機関に展開する。
12月19日、SBIホールディングスは中国保険最大手である平安グループとの連携を公表した。合弁会社SBIワンコネクトジャパンを平安グループのフィンテック企業ワンコネクト・フィナンシャル・テクノロジーと創設した。AIやブロックチェーンを適用したワンコネクトのフィンテックプラットフォームを、日本の地域金融機関活性化に役立てる。
ワンコネクトはAIやブロックチェーンを使用し、中国で銀行・保険・投資などのフィンテックプラットフォームを進展させている。
SBIワンコネクトは、SBIが60%、平安グループが40%出資している。同社は日本でワンコネクトのフィンテックサービスを展開していく見通しである。
日本の規定に則ったフィンテックサービスプラットフォームを築き上げ、銀行・保険・証券の領域で、日本の金融機関に発展する。
金融機関のデジタル化ビジョンのために、現状生じている課題や問題を解消し、ギャップを埋めるための具体的な方法として、プラットフォームを進める。
SBIは地域金融機関を軸とした「第4のメガバンク」構想を宣言しており、達成のためにワンコネクトのノウハウを活用する必要がある。
ソフトバンクやSBIもワンコネクトに出資している企業である。今月13日には米株式市場に新規株式公開(IPO)を行っている。
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