ING銀行:暗号通貨カストディ技術を開発


まとめ
オランダのING銀行グループは暗号通貨カストディ技術を開発している。INGはすでにクライアントのデータを隠す可能性を持つ「bulletproof(防弾)」と呼ばれるプライバシー技術などブロックチェーンに数多く取り組んでいる。

12月11日、ロイターは、オランダに拠点を置く大手総合金融機関INGグループが暗号通貨のカストディ技術を開発していると伝えた。この取り組みの最終的な目的は、同行の顧客に安全な暗号通貨のストレージを提供することとであると伝えられている。

開発はまだ初期段階だが、アムステルダムを拠点とするチームによって開発されていることも明らかになっている。

ロイターの報道に対してINGは、「資産に裏づけられたデジタル資産とネイティブ・セキュリティトークンの双方について、チャンスが大きくなっていると考えている。したがってこの分野を顧客に開放するためにブロックチェーン技術の開発に特に注力している」と述べている。

INGはすでにブロックチェーンプログラムに数多く取り組んでいる。2019年4月には、同社専門開発チームがクライアントのデータを隠す可能性を持つ「bulletproof(防弾)」と呼ばれるプライバシー技術の開発に取り組んでいるとも述べられている。

またINGは、コンソーシアム・スタートアップであるR3のマルコポーロプロジェクトの一環として、そしてオランダの銀行ABNアムロ銀行と提携し、ブロックチェーン・ベースの貿易金融にも取り組んでいる。1月、INGはR3のコルダ・エンタープライズプラットフォームを使用するために、R3と5年間のライセンス契約を結んだ。

仮にINGが今、暗号通貨カストディアンに加われば、伝統的な金融機関としては極めて稀なケースとなる。

フィデリティのデジタル資産部門は、今年はじめにカストディサービスを開始している。インターコンチネンタル取引所のビットコイン・デリバティブ子会社バックトも同様である。2020年前半、野村ホールディングスは機関投資家グレードのカストディサービスを始めると見られている。

その他には、ジュリアス・ベアアラブ銀行・スイスといった少数の小規模銀行のみが、顧客を引きつけるためにこのサービスを提供しようとしている。

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