コーヒー産業にブロックチェーンを活用、エコシステム化を実現


まとめ
スマート農業分野に強みを持つブロックチェーン・プラットフォーム「グレインチェーン(GrainChain)」は、コーヒー産国であるホンジュラスのコーヒービジネスに参入する。融資等の連携強化を各金融機関と行い、コーヒー産業のエコシステム化を実現させる試みだ。
農業に特化したブロックチェーン・プラットフォームGrainChainは、ホンジュラスのコーヒー・ビジネスを変えようとしている。
システムのローンチは2019年9月24日に発表され、当ビジネスで影響を受けるコーヒーは、オーガニック・フェアトレード市場の10~15%に相当する。

5月に、スターバックスは、マイクロソフトアジュール(Azure)・ブロックチェーンを使ってグローバル・コーヒー・サプライチェーンを追跡することを発表した。

スターバックスのモバイルアプリには味や香りの特徴、産地情報が表示されるのに対し、グレインチェーンのスマートコントラクト・ベースのエコシステムはコーヒー生産の現場の資金調達を対象にしている。

グレインチェーンのプラットフォームは、コーヒー豆を栽培している農家と輸出企業をつなぐだけでなく、銀行と農家の信頼関係を構築することが可能。
また、農家はモバイルアプリを使ってコーヒー生産の様子を記録する。これによって農家は生産高の確認や、融資資金のコントロールが可能になり、銀行は農家への融資をさらに望むようになる。

インターネットから程遠いホンジュラスの農家とコンセプト重視のブロックチェーンは不思議な組み合わせだが、グレインチェーンのプラットフォームはコーヒーのエコシステム全体に新たな可能性を生み出すだろう。
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