テレグラムの独自ブロックチェーンTON: 暗号資産グラム違法判断を受け、翌年4月まで設立延期に


まとめ
「テレグラム・オープン・ネットワーク(TON)」のリリースが来年4月末まで延期されることが明らかとなった。米SECによる、TONトークン「グラム」が未登録証券にあたるという緊急声明を発表したことが大きな影響を及ぼす結果となり、今後の動向に世界中の投資家から注目が集まる。

ロシア初、プライバシーを重要視するメッセージアプリのテレグラムは、独自ブロックチェーン「テレグラム・オープン・ネットワーク(TON)」の成立日を引き延ばすことを発表した。TON独自トークンについては、SEC(米証券取引委員会)が違法判決を下した直後である。

当初の設立予定は今月末であったが、2020年4月30日までTON設立を遅らせる考えであることを関係者は語っている。

10月11日、SECはTONのトークン「グラム」が未登録証券に値するという緊急声明を発表した。違法に販売されたデジタルトークンを米国市場に持ち込み阻止を示している。

2018年2月、テレグラムはSECに未登録のまま、証券の販売目的でフォームDを利用した。販売対象は適格投資家のみと定められていたが、グラムの投資家が転売可能であったため、SECはルール違反であると考慮した。

TON設立の延長には、グラムトークンの支払い額の大多数を満たす保有者の賛同が必要不可欠である。保有者の間で意見の相違が生じた場合は、「合意した投資家グループの購入意思は維持され、他方は破棄される」。テレグラムは「購入合意の条件の一部修正を行い、ネットワークの設立日の発行グラム数を抑えるがことを申し出る」と語った。

グラム保有者の回答期限は、10月23日になっている。

テレグラム:10月31日を期限としローンチ実行か

Previous ブロックチェーンコンソーシアムMOBIプロジェクトが実証実験開始を発表
Next SBIとNECの合同新企業:ブロックチェーンを使用したマネロン対策、FATA規制への対応を進める