まとめ警察官が装備するボディカメラにブロックチェーンやAI技術を活用するサービスが公表された。米法執行機関向けデバイスの開発・生産するアクソン・エンタープライズ主導により開発が行われる。AI技術で生成されるフェイク動画「ディープフェイク」に対応するためとしている。
米法執行機関向けデバイスの開発・生産を行なうアクソン・エンタープライズが、警察官が装備するボディカメラにブロックチェーンやAI技術を活用する。
ロイター通信によると、「ディープフェイク」動画に対する国民や政府の懸念が背景にあるようだ。ディープフェイク動画とは、AIを活用して現実のように作られた動画である。
ディープフェイクを悪用すれば、犯罪者などが個人の信用を落とすような動画を簡単に操作できる。ボディカメラを装着する警察にとって深刻な問題になりうるのだ。
アクソンは、ブロックチェーンを活用してカメラ映像の信憑性を検証する予定だ。
アクソンの次世代カメラには、セキュリティを強化したデジタルシグネチャが含まれており、動画の起源を追跡することが可能。