マスターカード・スクエア:ブロックチェーン部門を強化


まとめ
デジタル決済大手のマスターカードは、ビジネス向けにブロックチェーン技術を展開するR3社とクロスボーダー決済システム開発で提携した。また、決済サービスのスクエアは、BTCをベースとしたオープンソースのエコシステム構築およびネットワーク強化に着手し始め、両社ともブロックチェーン事業を本格化させている。

マスターカード、R3との戦略的提携を発表

ビジネス向けにブロックチェーン技術を展開するR3とデジタル決済大手のマスターカードはクロスボーダー決済システム開発で提携した。

マスターカードの決済ネットワークでサポートされる高速決済インフラにブロックチェーンソリューションを連結させる予定だ。

R3のCEO、デービッド・ラッターは、「大小を問わず、全ての企業および機関は決済の送受信機能に依存しているが、その技術は面倒でかつ高価」と述べている。

マスターカードとR3は、「シームレスな即時決済システム」の構築を同氏が述べたような問題を軽減するために行う。

R3はマスターカードの決済インフラ同社の企業向けCordaブロックチェーンプラットフォームに接続し、マスターカードは国際決済オペレーション全般を担当する。

300以上の主要金融サービス企業、ハイテク企業、中央銀行、規制当局、貿易団体が既にCordaのエコシステムに参加しているとR3は述べている。

スクエア、暗号資産チームを強化

ビットコインをベースとしたオープンソースのエコシステムを決済サービスを提供するスクエアは構築する予定だと公表した。

このプロジェクトのため、「スクエアクリプト」と名付けられた暗号資産開発の少数精鋭チームを構築し、ビットコイン関連ソフトウェアを改善し、ネットワークを強化を測る。

9月19日、スクエアは新たに3人のチームメンバーを発表した。

1人目は、Valentine Wallace。ビットコインやその他の暗号資産のソリューション開発に注力しているブロックチェーン技術企業Lightning Labsの元開発者であり、今後はオープンソース・ソフトウェア開発に従事する。

2人目はJeffrey Czyz。元Googleのソフトウェアエンジニア。

3人目はArik Sosman。Facecbook暗号資産「Libra」プロジェクトに参加していた経験を持つ。

この3人のメンバー追加に対しスクエアは「チームの立ち上げメンバーは揃った」とコメントしている。

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