ブロックチェーン活用したデータ管理法の特許を出願 / KT


まとめ
韓国最大の通信企業KTが、ブロックチェーン技術に関する特許を出願したことがわかった。KTは7月12日にサムスン電子などの韓国大手企業とコンソーシアムを設立しており、2020年までにブロックチェーン基盤の「自己証明型身分証明(SSI)システム」を公開することを目指している。

9月20日に、KTが「ブロックチェーンを活用しデータを管理する装置、およびその方法」という名称の特許を出願した。プライベート、またはコンソーシアム型のブロックチェーン実装に向けた特許であるようだ。

出願されたこの技術によって、効率的なデータの保存ができ、権限を与えられたユーザーのみが管理サーバーを介してデータにアクセスできるため、セキュリティが維持できる。

KTは7月12日に韓国大手企業とコンソーシアムを設立し、2020年までにブロックチェーン基盤の「自己証明型身分証明(SSI)システム」を公開することを目指している。今回の特許出願はこのSSIシステムの運用に使われるようだ。

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