まとめシンガポールOCBC銀行が米JPモルガン・チェースのブロックチェーンを使った決済サービス「銀行間情報ネットワーク(IIN)」に参加することが明らかとなった。直近では、イギリス系HSBC銀行やドイツ銀行も参加表明しており、金融グローバリゼーションのデジタル化がトレンドとなっている。
20日に、シンガポールのオーバーシー・チャイニーズ銀行(OCBC)が米JPモルガン・チェースの「銀行間情報ネットワーク(IIN)」に参加することがビジネス・タイムス・シンガポールによって明らかになった。
IINとは、ブロックチェーンを使った決済サービスである。
IINは、国をまたぐ送金分野においてリップル社やSWIFTのライバルになるとされており、アジア太平洋地域では134もの銀行がIINに参加している。
OCBCは資産規模で東南アジア第2位の銀行である。IINに参加する銀行の多くは小規模だったが、今年9月にはドイツ銀行も参加している。