65億円規模の不動産をトークン化:米アセットブロック、アルゴランドのブロックチェーン活用


まとめ
ブロックチェーン開発企業のアセットブロックは、アルゴランドのブロックチェーンを使用し、約65億円分の不動産をトークン化する。不動産業界のデジタル化推進には、ブロックチェーン技術を採用することにも一目置かれているだけに注目度も高い。

2019年9月17日、ブロックチェーン開発を行うアセットブロックは、高級ホテルの資産管理会社ロッジング・キャピタル・パートナーズ(LCP)と提携し6,000万ドル(約65億円)の不動産をトークン化することを発表した。

今回のトークンかでは、アルゴランドのブロックチェーンが利用され、アルゴランドの独自トークン「ALGO」を利用してトークン化した不動産と取引できるようになるという。

アセットブロックは不動産のトークンかによって一般投資家はこれまでアクセスが難しかった資産にも投資できるようになると述べている。

また、アセットブロックの創設者兼CEOのマイク・リドル氏は「現在の経済には最新の技術が必要と考え、アセットブロックを立ち上げた。伝統的な不動産投資家と非伝統的な投資家や専門家とを効率的に結びつけ、関係者すべてにさらなる機会を創出するソリューションを構築することができた」と述べている。

さらに同氏はLCPは「15億ドル(約1600億円)超規模の資産ポートフォリオに投資しており、力強いパフォーマンスを提供し続けている」と話している。

LCPの共同創設者兼CEOのスティーブ・キシェリツェ氏は次のように述べている。「アセットブロックとの提携により、効率的な資金調達とさらなる事業拡大に向けた新たな投資家プールへの道が開かれる。(中略)目まぐるしく変化する環境で競走力を維持し、不動産コミュニティが業界を前進させるには、ブロックチェーンといった技術を採用することは極めて重要だ」

今後アセットブロックはさらなに提携先や資産を追加していく予定だ。

アルゴランドとは

アルゴランドとは、マサチューセッツ工科大学(MIT)のチューリング賞受賞者であるシルビオ・ミカリ教授が創設したアルゴランド財団が提供する独自ブロックチェーン。

ネイティブ通貨である「ALGO」はコインベースやバイナンスに上場しており。今年7月には、ステーブルコインのテザー(USDT)がアルゴランド上でテザーを発行している。

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