中国、メルセデス・ベンツ関連会社:ブロックチェーン使用で中古車データ管理


まとめ
中国のメルセデス・ベンツ・サービス(BMBS)は、ブロックチェーンで国内中古車のデータ管理をして価格を自動計算するプラットフォームを発表した。直近の中国中古車市場は爆発的な需要が生まれており、ブームとなっていることから効率的な管理方法としてブロックチェーン技術が最適とみなされている。

プラットオンのブロックチェーン基盤の「Vehicle Residual Value(自動車残存価値)」管理プラットフォームでは、静的および動的データを保存することができ、その時点での自動車の価格を自動計算するということになっている。

同プラットフォームは、BMBS内だけでなく中古車市場全体に公開される。さらに中国で許可された自動車ディーラーの4Sや車検会社、中古車オーナーなどにも公開される予定だ。

プラットオンのアダ・シャオ(Ada Xiao)氏は、同国の中古車市場の規模を強調し、業界により洗練されたデータ収集とモニタリングが必要だとし、以下のように述べている。

「中国では、今年前半だけで650万を超える中古車が取引されており、今回BMBSと連携したことで、中国の中古車市場では自動車価格を適切に監視し、さらに洗練されたデータ収集システムが必要であるということが理解されるだろう」

今年7月、ヨーロッパのブロックチェーン系スタートアップ企業リドル&コードが、分散型台帳技術向けの車載用ハードウォレットを発表した。これはメルセデス・ベンツなどの高級車ブランドを擁する自動車メーカーのダイムラーや、ドイツのシュツットガルト大学などが立ち上げたEU最大の新興企業支援プラットフォーム「スタートアップ・アウトバーン」で支援を受けたものである。

同ウォレットは、自動運転車、カーシェアリング、セキュリティ上の安全性を確保した上で行うスマートシティ環境とのリアルタイム情報交換や、これら情報を基にした渋滞や保険料の低減などを想定している。

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