株式会社アーリーワークス:総額7千万円の資金調達を実施


まとめ

独自ブロックチェーン技術Grid Ledger System『GLS』を開発する株式会社アーリーワークスは、複数の個人投資家を引受先とする総額7千万円の第三者割当増資を実施した。最新技術のインフラとなる分散コンピューティングの統合管理システムとした次世代を担うブロックチェーン型データベースサービスは業界内で注目を集めている。

独自ブロックチェーン技術Grid Ledger System『GLS』を開発する株式会社アーリーワークス(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役:小林聖、)が、井上瑞樹(Kudan株式会社:取締役社長)、齊藤友紀(株式会社メルカリ:社長室 兼 コーポレートリーガルマネージャー)他、複数の個人投資家を引受先とする総額7千万円の第三者割当増資を実施した。

Grid Ledger System『GLS』とは

AI(人工知能)、ビッグデータ、IoT、量子コンピューター、そして5Gのこと。

未来の技術と言われてきた多くの先端技術が進化し現実的に使用されている中、 Grid Leger System(以下「GLS」)は、それら最新技術のインフラとなる分散コンピューティングの統合管理システムとし、アーリーワークスが独自に設計・開発した、次世代を担うブロックチェーン型データベースである。

GLSは、ブロックチェーンに現存するボトルネックを解決することで超高速化に成功している。

さらにデータベースではコストの観点から実現できなかった高い改ざん耐性やゼロダウンタイム、トレーサビリティの概念をブロックチェーンの特性から獲得していることから、データベースとブロックチェーンのメリットを備えながら圧倒的なユーザビリティを実現させることができるのだ。

一般的なブロックチェーンではすべてのノードが同じ役割を担うため、違うノードで同じ作業が重複するなど非効率な処理を削減することができなかったために、ビジネスでの使用に耐える速度の実装は現状実現できていなかった。

しかしGLSでは、データベースに使われている中央集権的な発想を一部を取り入れ、ネットワークを構成するノードを役割ごとに3つに分別している。

さらにそれぞれのノードをレイヤーごとに振り分け、トランザクションの配信・中継・承認プロセスを最適化する階層型構造を構築した。これにより、情報の伝達・処理を最適化しを実現した。さらに各ノードのマシンパワーを適切な処理にあてることで、従来のブロックチェーンで問題になっていたスループットを飛躍的に向上させることを可能にし、ビジネスで利用する際の処理速度の向上も実現した。

そして、GLSはブロックチェーン業界内でも先進的な技術として取り扱われている、「Directed Acyclic Graph (通称DAG)」を採用している。

従来のブロックチェーンでは、トランザクションと呼ばれる取引記録を一定時間ごとにまとめてブロックに格納する必要があった。トランザクションを作成してからブロックに格納、承認されるまで時間がかかること、ブロックに格納できるトランザクションの量に限りがあることで、TPSを向上させることが難しくなっていた。

しかしDAGでは、トランザクションをブロックに格納せずにトランザクション単体での承認が可能になった。さらにDAGをGLSシステムに組み込むことによって、ボトルネックであった承認時間の短縮やTPSの向上を実現を可能にした。

一部中央集権的な発想を取り入れながら独自の技術で解決し、スピードとセキュリティの両立、また大きな課題であったファイナリティについても課題解消している。これは一つ一つのトランザクションが確定していくブロックチェーンの実現に繋がっている。

中央集権技術と分散技術を細かい粒度で分解・解釈し、それらのパーツを宮大工のように技術力で融合させたハイブリッドブロックチェーンシステムが“Grid Ledger System”である。フルスクラッチでコンセンサスアルゴリズムも見直し開発されている他、既存のブロックチェーンの技術的な常識からは良い意味でかけ離れた『次世代型ブロックチェーン』となっている。

GLSは、新しい時代のインフラ技術として、顧客の重要データを守り、ソリューション進化を加速させ、ビジネスをスケールアップさせていくことが使命とされている。

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