まとめ
株式会社Gaudiyと株式会社LIXILは、ブロックチェーン技術に関する研究、開発を目的とした共同研究を開始したことを発表した。スマートホームやトークンエコノミー分野で住宅業界におけるブロックチェーン技術の調査やGaudiy社のブロックチェーン技術やGaudiyプラットフォームを活用した実証実験などを行っていく予定だ。
株式会社Gaudiyと株式会社LIXILは、ブロックチェーン技術に関する研究、開発を目的とした共同研究を開始したことを発表した。
近年住宅業界において、人やデータの繋がりを強め、あらゆる取引コストを下げることを可能にしたブロックチェーン技術の活用が進んでいる。近年では、スマートロックや、サプライチェーン事業、IoT事業など様々な部門の研究開発がなされている。
今回の共同研究も、住宅業界においてそうした先端技術を活用した事例の1つだ。
今回の主な研究領域は”Smart Home”と”トークンエコノミー”の2つ。
Smart Home領域においてはAIやIoTの活用が一般的だが、ブロックチェーン技術もそうした領域に大きな影響を与えられるとして、宅配ボックスやsmartkeyなどにおける「Smart Home×Blockchain」の研究を進める。
また、トークンエコノミーによってより良い「暮らし」を提供できる仕組みを研究し、マンション管理やシェアリングエコノミー事業に活用していく。
今後の活動としては、住宅業界におけるブロックチェーン技術の調査と、Gaudiy社のブロックチェーン技術とプラットフォームを活用した実証実験などを行う予定。年内もしくは来年頭を目処に実証実験の開始を検討している。