ビール最大手ABインベブ:アフリカの小規模農家をブロックチェーンで支援


まとめ
ビール世界最大手アンハイザー・ブッシュ(AB)インベブのアフリカ法人は、ブロックチェーンプラットフォームをABインベブと取引する現地農家に提供した。彼らは作物の販売価格、販売数量、支払いなどの会計情報をSMSを通じて受け取れる。これらの情報は銀行への証明書に使える記録にもなり、ビジネス上の信用向上につながる。

ビール世界最大手アンハイザー・ブッシュ(AB)インベブのアフリカ法人は、ABインベブと取引する農家に米国に拠点を置くフィンテック企業BanQuが開発したブロックチェーンのプラットフォームを提供した。農家は大麦、トウモロコシなど生産する作物の売り上げを管理観察し、モバイルマネーを受け取り現金に替えることができると、海外メディアのBusinessDayや南アフリカ共和国の地元メディアIOLなどが伝えた。

ABインベブによれば、1,200人の農民がBanQuブロックチェーン・プラットフォームにサインアップしたことが明らかになっている。彼らは作物の販売数量、販売価格、支払いなどの会計情報をSMSを通じて受け取ることができる。これらの情報は銀行への証明書に使える記録にもなることから、ビジネス上の信用向上につなげることができる。また、オンラインで送金することで、農家が現金を持ち歩いて襲われたり盗難に遭うことを防ぐことも可能となる。

ABインベブもこのプラットフォームを使用することで、農家から醸造所までのサプライチェーンや、農家との取引の金額や時期を簡単に確認できるということだ。

BanQuの共同創設者兼CEOのアシシュ・ガドゥニス氏は「世界中の27億人の人々が、銀行サービスを利用できていないのが現状である。彼らは私たちが経済的アイデンティティと呼ぶ、財務データの記録を持っていないがためだ。 BanQuは監査可能な財務記録を提供することによってこれを解決し、より多くの人々がグローバル経済に参加できるようにしたい」と述べた。

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