ブロックチェーン活用アプリの最新バージョンを公開:ゲーム内で独自トークンを付与


まとめ
株式会社イードは、ブロックチェーンを活用したトークンエコノミー型のアプリ「GameDays」を公開した。今後は同アプリのサービス内容をより拡充させる。「ゲームを遊ぶことが価値になる」世界を目指していき、ユーザー獲得を図っていきたいとしている。

2019年7月30日、ニュースサイトの運営やマーケティングリサーチ等を行う株式会社イードは、ブロックチェーンを活用したアプリ「GameDays」の最新バージョン1.3を公開した。

同アプリではゲーム情報を閲覧したり、ゲームプレイログを記録するなどアプリ内での行動に応じて、ブロックチェーンで発行した独自トークン「Super Gamers Coin(SGC)」「Super Gamers XP」が報酬として付与される。

ゲームプレイログの記録では、米国Valve Corporationが運営する世界最大のゲームプラットフォーム「Steam」と連携することで、ユーザーが遊んだゲームタイトルやプレイ時間を管理可能。

新たに公開したバージョン1.3では閲覧できるコンテンツの大幅な拡充を行い、同社が運営するゲームメディア「インサイド」「Game*Spark」「GameBusiness.jp」の3コンテンツに加えて、ノアドット株式会社が提供するコンテンツ共有プラットフォーム「nor.」で流通しているニュースや、株式会社 PR TIMESが提供するプレスリリース配信サービス「PR TIMES」の情報も閲覧可能にした。また、表示コンテンツのカスタマイズ機能も追加されている。今回のアップデートを通して「ゲームを遊ぶことが価値になる」トークンエコノミーの構築を目指す。

現在開発中の次期バージョンでは、対応プラットフォームと配信コンテンツの拡充を計画しており、ゲーム領域のニュースアプリとしても地位確立を目指す。

将来的に様々な特典コンテンツやグッズなどに交換できるようにすることで、「ゲームを遊ぶことが価値になる」世界を目指していくとし、さらなるユーザー獲得を図っていきたいとしている。

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