世界的認証機関DNV GL、ブロックチェーン企業と共同事業を開始


まとめ
DNV GLは業界問わず世界中の大手企業との取引をしている世界有数の大手認証機関である。そんなDNV GLは、近年積極的にデジタル変革を推進している。VeChainと業務提携することで、多数のブロックチェーン・ベースのソリューション立ち上げに成功し、多くの産業へのブロックチェーン技術の統合を支援している。

2018年1月24日、長い歴史を大企業を顧客を持つ大手認証機関のDNV GLは、世界をリードするブロックチェーン・アズ・ア・サービス(Blockchain-as-a-Service)企業であるVeChainと戦略的提携を結んだ。今回の提携は、保証産業におけるDVV GLのノウハウとVeChainが提供する先端ブロックチェーン技術を一体化するという共通の初期目標の一致により生まれた。この目的としては、製品とサービスの管理を強化して顧客を支援し、バリューチェーンの全体的な効率性を向上するためである。

それ以来両社は、サプライチェーンにとどまらないブロックチェーン技術の大規模な商業採用を進めるべく多数の共同事業を開始し、ブロックチェーン技術をビジネスの保証促進に活用する方法について、業界における素晴らしいモデルを構築した。

例としてあげられるのは、My Story(TM)、Digital Carbon Ecosystemといった多数のブロックチェーン・ベースのソリューション立ち上げに成功したケースだ。

My Story(TM)では、VeChain TookChainの開発者ポータルが生産、物流、小売を網羅する全データを収集するために統合された。収集されたデータはDNV GLで検証され、信頼性を求めてVeChainThorブロックチェーンにアップロードされる。データはブロックチェーンによって生産者と末端消費者の間でシームレスに共有することができるため、情報の非対称性の問題が解決されて消費者の信頼が保全される。

Digital Carbon Ecosystemでは、DNV GLと業界の専門家との間で共同設計の数学モデルが組み込まれたVechainのスマートコントラクトが炭素削減当量の計算に使用された。炭素を削減した主体はこの当量に応じて炭素クレジットの報奨が受けられ、製品やサービスと引き換えることができる。このようにして、企業ともう一方の参加者をつなぐ価値ネットワークがエコシステムの中に構築される。

これらの共同開発したソリューションはF&B、FMCG、ラグジュアリー、自動車、ヘルスケアその他多くの産業へのブロックチェーン技術の統合を支援し、市場での競争力を大幅に高める新しい価値を生みだした。

企業と個人の間における食品の安全性、偽造の排除、追跡性、持続可能性の意義への意識が世界でますます高まっているにもかかわらず、産業の大手企業は信頼できるソリューションを十分に提供していない。そのような環境の中での両社のソリューションの提供は、業界における先駆的かつ成功的な事例である。現存する課題の解決に向けてDNV GLとVeChainは、これからも市場リーダーとしての役目を果たすだろう。

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