広がる裏口上場:ディジネックス、合併を通してナスダック上場へ


まとめ

ブロックチェーン事業や暗号資産取引所を運営するディジネックス(Diginex)が近々米ナスダック市場に上場することが明らかになった。現在、業界内への審査が厳しいため、単体で上場することのハードルが高くなっている。そのため、M&Aなどの措置を行ない、上場する会社の顔を変えて上場を試みる「裏口上場」が最近増えてきている。

ブロックチェーン事業や暗号資産取引所を運営するディジネックス(Diginex)が近々米ナスダック市場に上場することが明らかになったと、ブルームバーグが関係者の話として報じた。

現地時間2019年7月10日の報道によると、ディジネックスは、8iエンタープライゼス・ アクイジション(8i Enterprises Acquisition)との合併をまもなく発表するという。

ディジネックスは、すでにナスダックに上場している8iとの合併により裏口上場を可能にし、正式な新規株式公開(IPO)手続きに伴う規制的な複雑さを回避できる。いずれにせよ今回の合併には、米証券取引委員会(SEC)の承認が必要となる。

合併が完了すれば、ディジネックスの価値は負債を含めて約2億7,600万ドル(約299億5,000万円)になり、ディジネックスの株主は、1株10ドルの8iの普通株2,000万株を受け取ることとなる。今回の合併に関して、両社はコメントを控えた。

他の暗号資産関連企業も逆さ合併を試みている。2019年初めには、暗号資産取引所ビッサム(Bithumb)、およびOKコイン(OKCoin)は、それぞれ米国と香港の証券取引所に裏口上場することを目的として、公開会社の買収を試みている。

Previous bitFlyerの共同創業者・加納裕三氏V20に参加、FATFの新規制について前向きな姿勢
Next 韓国大手LG子会社、ブロックチェーンによる学校給食の追跡を通じた食の安全確保