まとめ
国内大手BINARYSTAR株式会社が、ブロックチェーン業界で世界最大規模を誇る米ConsenSys(コンセンシス)と、ブロックチェーン技術の社会実装に向けた取り組みを協力して推進することを目的とした業務提携を発表した。ConsenSysは、ネットワーク上のブロックチェーンプラットフォーム「イーサリアム(Ethereum)」を構築した企業でも有名である。日本市場への参入を本格化させていく姿勢だ。
BINARYSTARは日本最大級のブロックチェーンビジネスハブである。早稲田大学とのブロックチェーン講座をはじめ、ビジネスハッカソンや、定例開催されるブロックチェーン講座など、30に及ぶイベントの開催・場所提供を行い、ブロックチェーンの社会実装を進めている。
その同社は、ConsenSys(コンセンシス)と業務提携に向けた基本合意書を2019年7月8日付で締結したと発表した。今回の合意を通して、今後ブロックチェーン技術の社会実装に向けた取り組みを協力して推進していく方針だ。
ニューヨークに拠点を置くConsenSysは、世界最大規模のブロックチェーンベンチャー企業である。主な事業内容として、エコシステムや教育プログラム、分散型アプリケーション(DApps)などにおけるブロックチェーン技術を使った開発環境の提供、企業に向けたコンサルティング事業、ネットワーク上のブロックチェーンプラットフォーム「イーサリアム(Ethereum)」の構築などを行っている。
今回の合意において、ConsenSysは日本市場への参入を本格化させていく姿勢を見せている。