リクルート、業務効率化に向け金融ブロックチェーンプラットフォームへ出資


まとめ

株式会社リクルートは、金融業界向けのブロックチェーンプラットフォームを提供する米Provenanceへの出資を発表した。ブロックチェーン技術を用いることで複数の第三者機関の関与無しに直接取引を実現でき、金融業界全体の業務効率化を目指したい考えだ。現在、複数の大手企業が同プロジェクトに参画している。

株式会社リクルートは、投資子会社であるRSP Blockchain Tech Fund Pte. Ltd.を通じて、ブロックチェーンプラットフォームProvenanceへ出資することを発表した。

今回の同社の出資の目的は、金融商品の組成・販売における効率性の向上だ。金融商品の取引においてはその信用を担保するために複数の第3者機関の関与が不可欠となる。それによって生じる非効率性の改善、直接取引の実現を図るために、今回の出資が決定した。同社は今後、RSPを通じて同プラットフォームの利用拡大の支援を行う。

Provenance社は、スマートコントラクト技術などを用いた金融業界向けのブロックチェーンプラットフォームを提供している。本プラットフォームでは、メンバーとして参加する金融機関が第三者機関を介さずに直接、さまざまな金融商品を組成・販売することが可能となる。

Provenanceを開発したFigure Technologies社や投資銀行のJefferiesなど複数の金融機関がメンバーとして既に参加しており、今後はローンや証券化商品のみならず、取引可能な商品の種類の拡大が期待されている。今回の資金調達により、同社のサポートを受けながらプラットフォーム開発や営業活動を拡充していく予定。

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