ブロックチェーン企業AG、独大手取引所に上場し金融市場に参入


まとめ
アドバンスドブロックチェーンAGは、ドイツのブロックチェーン(BaaS)プロバイダであり、Xetra(クセトラ) Exchangeに上場されているベンダー企業だ。他にもフランクフルト証券取引所やデュッセルドルフ証券取引所の上場も果たしている。現在同社の技術を採用し、ドイツ国内の金融市場のインフラ構築が行われており、世界から注目を集めている。

ドイツのBaaSプロバイダであるアドバンスドブロックチェーンAGは、Xetra Exchangeに上場しており、DeutscheBörseが運営するデジタル証券取引所に最初に登録されたブロックチェーン企業である。

CoinTelegraphのレポートによると、ドイツ証券仲介会社ラング&シュワルツは、指定されたスポンサーやマーケットメーカーとして同社ののXetraのリスト入りを促したそう。Xetraに上場する前、同社は2019年1月にフランクフルト証券取引所に、その以前はデュッセルドルフ証券取引所の取引市場にも上場していた。

Xetraの全電子取引システムは、フランクフルト証券取引所で使用を目的として1997年に設立された。それ以来、このプラットフォームはヨーロッパの16カ国、香港、アラブ首長国連邦など200以上の国と地域が貿易取引相手として参加、規模を拡大させている。

また、ドイツのBaaSプロバイダは、非公開のドイツのテレコムプロバイダとの間で、IoTネットワークで課金するためのブロックチェーンベースのプロトコルを共同で開発するという意向書に署名したことも報告されている。この協定の詳細については2019年下半期に確定する見込みだ。今後は、peaqプロジェクトと同社が所有する独自プロトコルDAGchainを導入予定。

現在は金融業界における同社の技術の採用も実現しつつある。昨年10月、ドイツ証券取引所は、Hyperledger Fabric(バージョン1.0)とDigital Asset Platform上で開発された、証券決済用の共同指定プロトタイプの実証実験を開始。今回の実験を通してドイツ国内の金融市場のインフラ構築を図る。具体的な内容としては、証券取引の決済と支払い、利子の支払い、および債券の満期時の返済のサポートなどである。この実証実験において使用されたプロトタイプは、さらなる開発の基盤としても役立つ可能性のある金融市場インフラストラクチャの生産的運用機能を示した。

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