インドでブロックチェーンベースのコーヒー市場が開設


まとめ

インド商務省は、ブロックチェーンベースのコーヒーeマーケットプレイスの立ち上げを発表した。コーヒーのトレーサビリティをブロックチェーン技術によって透明化させることにより、コーヒーのブランド価値や農家の収入確保に貢献することが期待されている。

インド商務省は、ブロックチェーンをベースにしたコーヒーeマーケットプレイスを立ち上げることを発表した。同政府によると、eマーケットプレイスでコーヒー取引を行う主な理由は透明性の向上である、と述べている。

これは、インドのコーヒー豆における偽造品の排除や適正価格の販売のために大きな影響を与え、正規品を求める消費者と公平な取引を求める生産者双方に有益な機会となる。

Anup Wadhawan商務長官によると「このパイロットプロジェクトは、農民と市場を透明な方法で統合し、コーヒー生産者にとって適正な価格を実現するのに役立つ」「ブロックチェーンは、コーヒー生産者と購入者の間の階層数を減らし、農家の収入を向上させるであろう」と述べる。このイニシアチブは、飲食物におけるサプライチェーンにおいて極めて有効な事例である。

米水産食品会社のBumble Bee Foodsは先月、SAPが提供するブロックチェーン技術を利用してキハダマグロの流通回路の追跡システムを構築することを発表した。この導入により、海上の捕獲地から消費者の食卓までの可視化を可能にする。同社は、食の安全性に関する消費者の心配を最小限に抑えられたと主張している。

近年は食品汚染や食品媒介疾患に関連する重大な事件が数多く発生しており、食品トレーサビリティの確保が重要となる。

また、米国のテクノロジー大手IBMはブロックチェーンベースの食品追跡ネットワークを展開する「IBM food trust」を開発。昨年10月には食料サプライチェーンに関わる中小企業を対象に、年間総額に基づいて月$100から$10,000の間の金額で販売している。

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