Facebookがブロックチェーン技術関連の弁護士を募集 


まとめ
23億人超えのユーザーを有するFacebookは、独自ネットワークを駆使したeコマースや送金サービスの導入に伴い、その根幹技術であるブロックチェーン関連事業の強化を進めている。併せて、コンプラリスク強化にも注力をし、弁護士の確保にも努めている。

Facebookは、ブロックチェーン技術の展開に向け、主任企業内弁護士を募集している。同社は既に、独自の暗号資産「リブラ(Libra)」を発表している。

Facebookの採用ページにある求人情報によると、同社は、ブロックチェーンの取り組みに関するさまざまな契約の作成と交渉の責任者として、さらに新商品のローンチに必要な提携や商品の海外展開などもカバーする人材を探している。応募者はまた、リーガルリスク、ビジネス戦略などに関し、クライアントに助言し、主要パートナーとの関係構築、商品やプログラムの商業的な戦略を担うとしている。

膨大な案件に対応することが求められるだけでなく、弁護士資格必須とされ、J.D(法務博士)の学位を持ち、アメリカの1つ以上の州の弁護士団体の会員になっている応募者でなくてはならない。

また、同社はテック分野での高い専門性も要求している。「5年以上の法務経験(4年以上がテクノロジーに関する法務案件)」を必要としている。特にブロックチェーン、決済案件での経験を求め、モバイルやビットコインなどの代替通貨決済への強い関心がある者を募集している。

ハーバード・ロー・スクールのジョナサン・ジットレイン(Jonathan Zittrain)教授によるインタビューにおいて、マーク・ザッカーバーグCEOは「自分の情報を分散化システムに保存し、プラットフォームの介在なしにログインできるようなシステム」と述べ、ブロックチェーン技術を活用したアイデンティティー管理にも言及した。

今年に入ってからFacebookは、ブロックチェーン関連の人材を既に20職種以上募集している。

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