中国ブロックチェーン関連企業、共同でブロックチェーン産業人材開発に関する白書を編集


まとめ
現在中国では、ブロックチェーンなどの専門知識を有した人材育成が国主導で積極的に行われている。アジアのデジタル大国の中国、次なる一手はこの「ブロックチェーン」の覇権争いになると思われる。アリババや、テンセント、バイドゥといった大手企業もこのビジネスに着手している。

2019年6月15日中国北京市において、ブロックチェーン技術に関するフォーラムが開催された。同フォーラムによって、「2019年中国ブロックチェーン産業人材白書」の編集作業が正式にスタート。同白書は、中国工業・情報化部人材交流センターが主導、中国の仮想通貨取引所である火幣中国(Huobi)、ブロックチェーン・データサービスの鏈塔智庫(BLOCKDATA)、ブロックチェーン業界向け人材・サービスサプライヤーの鏈人国際咨詢らの共同で発起された。

同白書について、Huobi関係者によると、データ収集や分析、業界調査、レポート発表などを基本の作業とし、まず中国国内のブロックチェーン業界における人材の拠点を把握をする。そして、市場の人材需給構造を洞察し、業界における人材開発の現状と発展動向を包括的に把握することを目的としている。また、「政、産、学、企業」が協力を図るためのルートを構築する。これによって、ブロックチェーン産業における人材基準の策定を推進、整った政策法規の制定を導き、ブロックチェーン産業向け人材開発の確実性を担保するとしている。

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